ホーム > 特集コラム > 海外オーガニック情報 > 展示会 > カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品

カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品

2019 / 03 / 20特集コラム


米粒程度の大きさに刻んだカリフラワーを、ご飯と置き換える「CAULIFLOWER RICE(カリフラワーライス)」は、NYを中心にセレブやモデルなどの間で流行した、いわゆる糖質制限ダイエットに欠かせないアイテムだ。グルテンフリーや低糖質ブームが人気を後押し。最近ではさらにPALEO(パレオ)ブームの影響もあって、Grain Free(グレインフリー)、つまり穀物カットした食事のニーズも高く、引き続き人気のようだ。

カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品
カリフラワーをただ細かく刻んだだけなのだが、その調理のひと手間が省けるということで、スーパーの野菜売り場ではカリフラワーライスはもはや定番商品。他にもズッキーニやニンジンなどをヌードルのようにカットしてパック詰めされた野菜は、オーガニックスーパーに限らず一般のスーパーでも販売されている。野菜の切り方を工夫することで、小麦やお米など炭水化物の代用に。この野菜をベースとした低糖質食品の消費者ニーズは大きく、企業は各社工夫をこらし、この需要を取り込もうとしている。

カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品
生のままや冷凍で販売されているカリフラワーライスは、炒飯やサラダ、ディップなどに使うことが多いが、さらにその調理の手間も省いてしまおうという、調理済み加工食品も続々と登場していた。

今回の「Natural Products Expo West 2019」では、レンジで温めるだけですぐ食べられる、美味しく味付けされたカリフラワーライスの他にも、カリフラワーで作ったピザクラストなど加工食品が多く見られた。

カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品
特に目立っていたのはカリフラワーベースのピザクラスト。小麦粉などの穀類は使用していない、グレインフリーでローカーボのピザ生地だ。

カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品

一般的なピザの主役は小麦粉で、炭水化物の塊であるもっちりとしたピザ生地にたっぷりかかったチーズにより高カロリーのイメージだが、これは生地に穀類を使っていないので、低カロリー&低糖質でヘルシー!つなぎに卵を使用しているのでベジタリアンやヴィーガン向けではないが、パレオフレンドリーなピザクラストだ。

カリフラワーを穀物に置き換え。ローカーボ・グレインフリー食品
日本でも糖質制限ブームということで、少し前に、ご飯の代わりにブロッコリーを選ぶことができるお弁当屋さんが話題になっていた。そして、このカリフラワーライスも、商品化され始めている。

「カリフラワーライスかぁ。。自分で刻めばいいのに」などと、つい思ってしまうのだが、刻んだカリフラワーを使って自分でピザ生地を手作りしようとなると、やはり手間も時間もかかる。こういった手軽で便利、そのうえ健康的な加工品はあると嬉しい。

ダイエット中に敬遠してしまいがちなピザ。もし外食やデリバリーで、グレインフリーピザの選択肢があったら、思わず注文したくなるかも!?

***************************************************

佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

https://www.organic-press.com/about/