トレーサビリティ(traceability)は追跡可能性を意味し、食品の生産、製造加工、流通など、それぞれの段階において工程やその足跡をもう一度たどり、履歴を確認することができる能力。有機ほ場などにおいても、作業や施肥、収穫など、生産管理や生産管理記録の作成が必要となり、認定機関から派遣される検査員による定期的に管理状態が確認されている。生産や流通の履歴が確認できるだけでなく、消費者に対する情報提供や食品事故の原因究明の際に活用も可能。消費者の安全性に対する信頼と期待に応える仕組みでもある。

関連記事