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中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本!? / BIOFACH CHINA 2018

2018 / 06 / 23特集コラム


2018年5月24日から26日の3日間、中国・上海で開催されたオーガニックの見本市「BIOFACH CHINA 2018」。有機野菜の宅配業者や生産者も、多数出展していた。

およそ7年前に上海を訪れた際に、食品売場の有機野菜コーナーですべての野菜が袋詰め、ラップされていたのに衝撃を受けたことを覚えている。あれから時間が経ち、その後どうなっているかな?と気になっていたのだが、今もまだ状況は変わっていないようだ。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
また、宅配野菜もまるでギフト!?のよう。しっかりとした素敵な箱に詰められているのが一般的らしい。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
欧米のオーガニックショップのように野菜の裸売り、量り売りが根付かない日本でも、まるごとの南瓜などは直接値段のシールをつける程度だが、ぴったりラップをしてからシールを貼るのが中国流だ。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
トレイにのせてからラップ、というのもよくあるパターン。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
玉ねぎは、何故かしっかり茶色の皮を剥いてからラップされる。そのままの方が日持ちするのに・・・

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
展示会だけでなく、実際にスーパーの売り場も見てきたが、やはり袋入り、ラップされている。じゃがいもや人参、ゴボウのように、日本では袋入りの方が主流だが、トレイに乗せた野菜をラップしてシール。見栄えを重視しているということもあるが、クリーンであること、ひと手間かけて大切に販売されているイメージが、「高級野菜」の販売では必須なのだろう。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
気になる鮮度だが、あまり良くないものが多い。収穫から日にちが経っている可能性もあるが、この袋やラップの素材がいまいち良くないことが原因のひとつのように思う。特に葉物野菜の鮮度は悪く、呼吸できずに水滴ができてしまっているものやクタッとしおれてしまっているもの、白菜などはラップの下で溶け出しているものも並んでいた。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
カット野菜やサラダもオーガニック認証のものが登場。サラダのパッケージはなかなか素敵!

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018
オーガニックのドレッシングやフォークが一緒に入っているのは、コンビニなどでは販売者も購入者も嬉しいと思う方も多いかもしれない。一方で、好みでない味のドレッシングは必要ない。使わないフォークはもったいないしゴミが増える、という見方もできる。

中国の有機野菜は袋入り&ラップが基本 / BIOFACH CHINA 2018

環境やエコの観点からもコストや手間を考えても、ラップやトレイ、ビニール袋などはできるだけ無くしていきたいもの。他国との比較によって自国の現状にも目を向けてみると、普段はあたりまえと思っていた自国での行動や特徴などを改めて認識させられる。

日本もまだまだ、改善すべきことがたくさんありそうだ。

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

http://www.organic-press.com/about/