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無麩質&全素(グルテンフリー&ヴィーガン)台湾の有機玄米パスタ「有機糙米糆條」

2016 / 08 / 30特集コラム


台湾では、炒米粉(ビーフン)や、米苔目(ビータイバッ)といった米を原料にした麺類を食べる食文化がある。特にビーフンに関しては、有機うるち米を使用したもの、玄米を使用したもの、野菜を練りこんだものなどバラエティも豊か。自然食品店などでは様々なタイプの健康的な乾麺を購入することができる。

無麩質&全素(グルテンフリー&ヴィーガン)台湾の有機玄米パスタ「有機糙米糆條」
FOOD TAIPEI 2016」でもたくさんのメーカーが出展していたが、有機麺を製造するこのメーカーが紹介していたのが、スパゲッティータイプの米麺、有機玄米を使った玄米パスタだ。

無麩質&全素(グルテンフリー&ヴィーガン)台湾の有機玄米パスタ「有機糙米糆條」

無麩質&全素(グルテンフリー&ヴィーガン)台湾の有機玄米パスタ「有機糙米糆條」

有機羽衣甘藍糙米糆條(Organic Green Kale & Brown Rice Spaghetti)は、台湾産有機玄米に有機ケールを練りこんだもの。有機蕎麥糙米糆條(Organic Buckwheat & Brown Rice Spaghetti)は、台湾産有機玄米と蕎麦。そして、有機薑黃糙米糆條(Organic Turmeric & Brown Rice Spaghetti)は、台湾産有機玄米にウコン(ターメリック)を練りこんだもの。どれも、台湾の有機認証を取得している。

無麩質&全素(グルテンフリー&ヴィーガン)台湾の有機玄米パスタ「有機糙米糆條」
パッケージには中国語表記の他に、英語表記で原材料や栄養成分、茹で方がなども記載されている。小さく「全素」(VEGAN)の文字もある。また、特別にマークがあるわけではないのだが「無麩質」、つまりグルテンフリーであることも、製品の特徴のひとつとしてパッケージに記載されている。台湾ではまだ欧米、日本のようなブームはなく、グルテンフリーを声高にうたって販売するような気配は見られなかったが、世界のトレンドを意識してか、少ないが消費者ニーズに応えてのことなのか、今後の海外進出を見越しているかのような商品開発をしているなと感じた。

無麩質&全素(グルテンフリー&ヴィーガン)台湾の有機玄米パスタ「有機糙米糆條」

有機蕎麥糙米糆條(Organic Buckwheat & Brown Rice Spaghetti)を試してみた。中身は一般的なパスタの乾麺のようにまっすぐではなく、ふんわりと丸めたまま乾燥させた形状。実際に茹でてみたが、沸騰したお湯に入れるとほどけやすく、ロングパスタよりもむしろ茹でやすかった。全粒粉パスタのように、ボソボソしているかと思ったら、もっちり感もつるりとした食感もあって、小麦を使っていないのにちゃんとスパゲッティを再現している。

オーガニックの認証を取得しているだけでなく、ヴィーガンやグルテンフリー、ホールグレインといった健康のキーワード、アジアらしさのパッケージの中にも英語表記を取り入れるなど、台湾では有機加工食品の製品開発が既に一歩先を進んでいるなと感じる。

有機農産物加工品の消費拡大、日本の米や米製品を世界にPRしていくには、これからの時代はオーガニックであることが必要不可欠になってくると思う。健康志向のラーメンブームや、グルテンフリーなどのトレンドが世界的になっている今だからこそ、急速にチャンスも広がっている。ようやく日本でも、米粉のパンやパスタなど、グルテンフリー製品を手掛ける企業もでてきたところだが、まずは増粘剤やでんぷんなども含めて、できるだけ余計なものを使わない製品づくりからはじめなければ。次に有機原料を積極的に使用する、そしてさらには有機認証を取得するところまで・・・。

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

http://www.organic-press.com/about/