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アメリカのオーガニックハムに見習いたい。機能的なパッケージとデザイン性

2014 / 03 / 19特集コラム


アメリカのオーガニックスーパーで販売されていた、USDAオーガニック認証を受けたハム。原材料表示は、ORGANIC PORK, WATER. CONTAINS LESS THAN 2% OF THE FOLLOWING: SEA SALT, ORGANIC HONEY, ORGANIC CANE SUGAR, CELERY POWDER.

抗生物質不使用。動物性飼料不使用、ストレスフリーで育てられた豚のお肉を使用し、食品添加物も一切使用していない。GLUTEN &CASEIN FREE(グルテンフリー&カゼインフリー)

アメリカのオーガニックハムに見習いたい。機能的なパッケージとデザイン性

日本では、飼育環境やエサにこだわった健康的な肉を使った無添加ハムはあるものの、残念ながらオーガニック認証の国産ハムは今のところない。オーガニックの認証マークは消費者にとってわかりやすい指標であり、製品購入の際の判断基準の1つにもなる。マークの有無にとらわれる必要はないのだが、海外同様、食肉や食肉加工品についても日本のオーガニック認証製品の登場を期待している。

さて、ハムといえば、日本でよくあるあのピタッ!とハムの丸いかたちそのまんま、きれいに凸になっている真空になったパッケージがおなじみ。開封するとき開けにくいとか、1度で使いきれず再度冷蔵庫に保管する際にひと手間増える、ごみが増える・・・などと思ったことはないだろうか?

アメリカのオーガニックハムに見習いたい。機能的なパッケージとデザイン性

このオーガニックハム。よく見るとジップファスナー、チャック式になっている。もちろん、日本のよくあるパッケージ同様真空の状態になっている為、ファスナー側から少々力を入れながら袋を開く。なんといっても嬉しいのが、開封後一度で食べきれなかったら、そのままファスナーを閉めて冷蔵保存すればよいこと。日本でよくあるパッケージは、一度開けてしまうとそのまま閉じられず、容器に移し替えるなりラップなどで巻くなどしないと衛生的に保存できないのが難点。簡単なことでも、なかなかすぐに改善できないのが日本のメーカー事情だが・・・。また、ファスナーつき真空のパッケージの、上部にはフック用の穴が開けてあり、吊り下げ陳列が可能となっている。

アメリカのオーガニックハムに見習いたい。機能的なパッケージとデザイン性

そして、このオーガニックハムの遊び心ある「バーコード」にも注目してほしい。なんと、可愛い豚舎のイメージにデザインがされている。その横にはブタのイラストに「We’re ANTI-antibiotics」(抗生物質は投与されていないという意味)の文字が!

消費者としてはこのような便利なパッケージの工夫や、ユーモアあふれる楽しいパッケージなど、ちょっとしたことがうれしいもの。日本のメーカーさんにも、是非、見習ってほしいところだ。

 

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

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