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この十数年、取材を“美味い目に逢う旅”と称して全国各地を訊ねている。
ライスワークは編集・出版で、ライフワークはオーガニック。
オーガニックを広めることなら何でもやると広言している。
そんな旅の途上で出会ったヒト、モノ、コトや
東京のアトリエで考え、話したヒト、モノ、コトなどをリアルタイムに紹介。

オーガニック=有機のオーガニックが微妙にズレ成長しはじめた !?

2013 / 03 / 11特集コラム


2013年3月11日 第2回

オーガニック=有機のオーガニックが微妙にズレ成長しはじめた !?

普段の会話で有機野菜はオーガニック野菜、有機農法はオーガニック農法とも云い、チラシやPOP、記事原稿などではどちらでも表記している。辞書的解釈ではオーガニック=有機だから間違いない。しかし、オーガニックコスメを有機コスメ、オーガニックコットンを有機コットンとは表現しない。逆に有機JAS法とはいうがオーガニックJAS法とは云わない。有機コスメ、有機コットン、オーガニックJAS法と云っても間違いではない。でもシックリこない。なんかちがう。だれかが意図的に使い分けようといったわけでもないのに。ただ有機は食べものの世界に焦点を当て、オーガニックを有機と訳して成長してきた経緯がある。

数年前からオーガニックコットンもコスメもしっかり女性の気持ちを掴み、成長いちじるしいジャンルとして注目されている。さらに住まいの世界でも建材や塗料に化学物質過敏症やシックハウス症状の人が反応する化学合成物質を使わない声が大きくなっている。健康志向、ナチュラル(自然派)志向、エコ意識がさらに強くなり、衣食住にわたってオーガニック、あるいはオーガニック的なものが意識され始めている。オーガニックは新しいライフスタイルの価値観、美意識を表現する“ことば”としてパワーアップしている。jas

そして有機はオーガニックではあるが、法律用語、農業用語、食の用語としての使い方にある程度限定、専門化される傾向にあるようだ。オーガニックということばの意味、意義、定義、そして使い方を少し見直す時期にきているのかもしれない。

追記

ちなみに有機農法、有機野菜、有機JAS法は農産物、食べもの関係なので農水省管轄である。コスメは厚生労働省だから、有機JAS法のおよぶ範疇にはない。コットン(綿あるいは綿花)は農産物で農水省管轄ではあるが、コットン製品になるとどうなるのか? 現在、日本ではコスメもコットン製品にも有機JASのような有機認証はない。

そんな動きもあるような、ないような?

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山口タカ プロフィール

山口タカ プロフィール

大分県佐伯市出身 や組 代表 クリエイティブディレクター(編集・出版プロデュース、イベント制作) オーガニック、アウトドア、食育をテーマに活動。

1999年に日本初のオーガニック専門誌「ORgA(オーガ)」創刊。 2000年に「オーガニック電話帳」を自費出版。以来、”ひとり出版社”と称してオーガニックの普及をライフワークとし、全国の篤農家や食品メーカー、レストランなどの取材を開始。漫画「美味しんぼ」第101巻“食の安全”をコーディネートし、作中に“有機の水先案内人”として登場。NPO日本オーガニック検査員協会(JOIA)とオーガニックコミュニケーター養成講座を共同運営。 オーガニック(有機)を広める活動を続けている。 URL:http://www.greenhand.biz Mail: taka@greenhand.biz

ジャパンガスエナジーHP「食育コラム」連載中  http://www.j-gasenergy.co.jp/consumer/syokuiku/index.php

■作品資料 URL:http://www.greenhand.biz Mail: info@greenhand.biz