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もっとオーガニックフレンドリーなお店になるには?惣菜部門への期待「BIO-RAL(ビオラル)靭店」

2018 / 06 / 1特集コラム


株式会社ライフコーポレーションによる新業態「BIO-RAL(ビオラル)」第一号店の靭店。売場の奥には、デリカテッセン(弁当・惣菜売場)が。2Fには、1Fで購入したものを食べることができるイートインスペース「ビオラルガーデン」もあります。

もっとオーガニックフレンドリーなお店になるには?惣菜部門への期待「BIO-RAL(ビオラル)靭店」
薬膳や健康をテーマにしたお弁当や、おにぎり、有機野菜を使ったお惣菜、揚げ物やサラダ、あたたかいお味噌汁やスープ類などもありました。

もっとオーガニックフレンドリーなお店になるには?惣菜部門への期待「BIO-RAL(ビオラル)靭店」
店内のキッチンで作られるお惣菜には、実際に販売されている有機野菜や調味料が使用され、お弁当のコーナーに商品も展示されるなど、売り場と連動していました。BIO-RALで販売している、こだわりの調味料の一例として、粗製糖(ムソー)、沖縄の塩シママース(青い海)、本造り米酢(内堀醸造)、有機杉樽しょうゆ(マルシマ)、有機玄米味噌(海の精)と書かれています。

また、「有機JASマークってなぁに?」といった、啓蒙POPも提示されています!

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また、お店で精米したお米が、おにぎりやお弁当に使われています。

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該当のお弁当などには「店内で精米、炊飯しました。」と書かれたシールが貼られ販売されています。鮮度の良さ、作りたての美味しさが伝わりますね。

もっとオーガニックフレンドリーなお店になるには?惣菜部門への期待「BIO-RAL(ビオラル)靭店」
入り口カウンターにある、お米の量り売り精米コーナーへと連動することになります。お弁当で食べたご飯が美味しかったと、お米の購入に繋がっていくかもしれません。

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お店で販売されている「有機パスタ」を使ったスパゲッティも!

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大人気だという「じゃがいもコロッケ」は、有機のじゃがいもが使われています。コロッケをきっかけに、「有機野菜って美味しいね!」とお客様に思ってもらえたら嬉しいですね。

もっとオーガニックフレンドリーなお店になるには?惣菜部門への期待「BIO-RAL(ビオラル)靭店」
今やどこのスーパーマーケットでも活況なのが「惣菜売場」。おにぎりやお弁当はコンビニでも手軽に購入ができるため、選ばれる魅力的な惣菜売場をどう作っていくか?何を提供するのか?他のお店との差別化が、集客の要となってきます。惣菜売場のこだわりがお店にとっての強みにもなり、この強みを磨くことでより一層差別化が可能になります。

お店で販売している有機野菜やこだわりの食材を使用していること、店内調理で作りたての総菜を提供していること、広々としたイートインスペースがあることなど、BIO-RAL(ビオラル)靭店だからこその強みと言えます。

これをさらに魅力的に、もっとオーガニックフレンドリーにするためには?

もっとオーガニックフレンドリーなお店になるには?惣菜部門への期待「BIO-RAL(ビオラル)靭店」
ひとつは添加物を削減すること、もうひとつは原材料の全表示をすること。

一般的なコンビニのお弁当は、原材料表示を見てみると、びっくりするほど様々な食品添加物が使われています。BIO-RAL(ビオラル)靭店で作られているものは、一般のものに比べかなり削減されていると見受けられましたが、全てが無添加というわけではありませんでした。食中毒予防で、添加せざるを得ない場合もあるというのは重々承知ですが、ごはんと具だけのシンプルなおにぎりから、まずはチャレンジして欲しいなぁと思います。

また、現在対面販売やバラ売り、量り売りなどの容器包装されていない惣菜については、原材料に関する表示義務はありません。また、インストアで加工する食品を包装して販売する場合は、「食品衛生法」により添加物やアレルギー表示などは必要ですが、原材料表示の義務はありません。惣菜に使用している原材料情報を開示することは他店との差別化になり、よりお客様の安心感を高め、ひとつの来店動機となりえます。アレルギーなどの理由で避けたい食材がある方のためにも、全ての総菜に原材料の表示があるといいですね。BIO-RAL(ビオラル)さんだからこそ是非取り組んでいただき、さらにオーガニックフレンドリーなお店になっていただけたら嬉しいですね。

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佐藤アキ (Aki Sato)プロフィール

大学時代は社会福祉を専攻。老人福祉を学びボランティア等の経験から「健康」「食」「環境」に強い関心を持つようになる。自身が幼少期から現在に至るまでアレルギー体質であることも、自然・健康産業分野に従事するきっかけのひとつとなった。首都圏を中心にオーガニック専門店を展開する企業で経験と実績を積んだ後、健康関連商品を扱う日本最大級の通販サイトへと活躍の場を移す。リアル店舗の現場からE-コマースの分野へと、当時オーガニック業界とは真逆の文化とも言えるであろう、インターネットという未知の世界に飛び込み、それぞれに黎明期とも言われる時代に経験を積んだユニークな経歴を持つ。それぞれの分野で蓄積された知識と経験を活かし、さらに消費者という情報の受け手側に立った視点も加えたソリューションを提供することを決意。業界先駆けとなるオーガニック専門の情報サイト『TOKYO ORGANIC LIFE (東京オーガニックライフ)』、『ORGANIC PRESS (オーガニックプレス)』を立ち上げた。

http://www.organic-press.com/about/