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国産の本葛粉でつくる。おなかにやさしい、とろとろ葛湯

2014 / 02 / 5特集コラム


寒い冬の飲み物の定番といえば、葛湯(くず湯)。葛(くず)はマメ科の植物で、くず湯の原料となる葛粉は、この葛の根っこの部分に含まれる「でんぷん」からなるものだ。発汗や解熱などの作用により、風邪をひいたときの症状を緩和するあの漢方の葛根湯(かっこんとう)にも葛の根が使われており、昔からくず湯は冬の風邪対策、寒さ対策などとしても親しまれている。

葛粉100%の混じりけなしのものは「本葛」と呼ぶことを許されている。国産の本葛は生産量が少なく高価なため、中国産の製品も多い。国産の中では奈良県の「吉野」の葛が有名だが、その「吉野葛」と書かれているものであっても、すべてが100%葛とは限らず、一般的に「葛粉」として販売されているものの中には、本葛以外の馬鈴薯でんぷんなどを加えているものが多い。購入するときは、よく表示を確認するようにしよう。

最近では、お湯を注いで混ぜるだけで手軽に作れるインスタント葛湯もたくさん販売されているが、くず粉以外にも馬鈴薯や増粘剤を加えているもの、甘味料を使用しているものも多い。ホンモノの国産本葛を使ってくず湯を手作りしよう。

国産の本葛粉でつくる。おなかにやさしい、とろとろ葛湯

■材料
国産本葛粉  15g
水             200ml
蜂蜜や砂糖など  適量
好みで生姜汁や抹茶など 適量

■道具
 鍋・木べら
*器に直接さじでかき混ぜる場合は鍋は不要

■作り方
1.器はお湯を入れて温めておく。

2.器(鍋)に葛粉、その他の材料を入れ、少量のぬるま湯で溶いておく。

国産の本葛粉でつくる。おなかにやさしい、とろとろ葛湯

3.熱湯を器に注ぎ、手早くかき混ぜる。透明感、とろみがでたら出来上がり。

とろみが出ないのは、お湯の温度が低すぎたことが原因。ポットのお湯を使う場合は保温状態のものではなく、再加熱して100度に沸騰した熱湯をつかうこと。もし、とろみがつかなかった場合でも、レンジで、または鍋に移して再加熱すればOK。はじめから鍋で加熱して作る方が失敗は少ない。この場合は、2を弱火で加熱しながら、手早く木べらで練るように混ぜる。抹茶や生姜汁など、フレーバーを加えたい場合は、鍋を火にかける前に葛粉と一緒にぬるま湯で溶いておくこと。

国産の本葛粉でつくる。おなかにやさしい、とろとろ葛湯